マナビーバ特別授業⑧ 自分にとっての道徳とは?(2019.9.27)

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特別授業第8回は道徳がテーマ!

さて、今回の特別授業は大学4年生の田口先生が、「道徳」をテーマとした授業をやってくれました!

始める前に、3つのグループに分かれてもらって、簡単な自己紹介をグループ内でします。
名前から学年、好きな芸能人など言い合いながらお互いのことを知っていきます。

自己紹介が終えたら、さっそく本題へ。
小中学校で近年、教科化されはじめた道徳ですが、まず田口先生の口から道徳が教科になる前となった後の違いについて説明されます。分かりやすい変化といえば教科書が出来たことと、評価をされるようになったというところですね。

道徳ってどういう意味?

しかし、そもそも「道徳(モラル)」ってどんな意味なんだろう?礼儀(マナー)や規則(ルール)との違いは?田口先生はみんなに問いかけます。
グループでさっそく話し合う時間を作りました。
皆さんぼんやりとは分かってはいるけど、いざそれを言葉で説明しようとすると難しいといった感じでした。

数分の話し合いが終わったあと、グループごとに発表をします。
「礼儀って守って実践することだよね。」「規則は文字で表せるものだ。」「人として守るべきものが道徳だと思う。」等、様々な考えがでました。

答え合わせとして、田口先生から辞典にあった言葉が説明されます。
3つの言葉とも、秩序を保つために守るものという意味では一緒でした。ですが礼儀は「相手に敬意を表すもの」、規則は「集団で守るもの」、道徳は「個人が守るもの」と、目的や主体の意味がそれぞれ違いました。

その後も、「じゃあ道徳がなかったらどうなってしまうんだろう」と、みんなで考えて道徳の大切さも学びます。

 

道徳って人から教わるもの?

「社会生活の秩序を成り立たせるために、個人が守るべき基準」が道徳、ということが分かりましたが、「それって人から教わるものなのかな?」と田口先生は新たに問いかけました。例えば、「家族に感謝しよう」といったものも意味としては道徳に含まれると思いますが、それはみんな勉強で教わるというよりも生活の中での経験から学びますよね。
じゃあ、学校で教わるものってなんなのか。田口先生は次のように順番に説明をしていきます。

①よく言われる道徳の矛盾⇒嘘をついてはいけないっていうけど嘘ついたことない人はいないし、場合によっては嘘で相手を傷つけないようにする場合もある。絶対に正しい道徳はない。

②国による道徳の違い⇒挨拶は日本では相手を受け入れますといった意味合いが強く、知り合いにしかしない傾向があるが、アメリカでは挨拶は「自分は安全」という意味合いが強く、誰にでも挨拶をする。立場、時代、環境によって求められる道徳は違う。

③生み出されていく道徳⇒「KY」や「既読スルー」といった現代で新たに生まれていく道徳(モラル)たち。その時に合わせた道徳を作ることができる

これらのことから、道徳の授業で学ぶのは、道徳そのものではなく、道徳を自ら考えて造る方法なのではないかと、田口先生はまとめました。

自分にとっての道徳を考えよう!

そして最後に、みんなで「自分にとっての道徳とはなにか」を考えてもらいました。
例として田口先生にとっての道徳は「人と人の関わりを円滑に行うためのもの」とし、それを参考にみんな考えはじめます。

そうして「自分にとっての道徳」を最後に発表して授業は終わりました。「友達」だったり「自分らしさ」だったり、また「相手のことを思う」であったり「相手も自分も大切にすること」等、みんなが考えた道徳は様々でした。

今回の授業の目的を田口先生は「『私の道徳』を考え、今後の道徳の授業に活かそう」と話してましたが、授業だけではなく、今後の人生においても活かせる深いテーマだったように思います。田口先生ありがとうございました!

<参加者からの今回の特別授業の感想>

・生活をよくするために必要だと思う。(中2)
・道徳を難しいと思わなくていいと思った。(中3)
・道徳でなにが大切なのかを考えながら今後の授業に集中しようと思った。(中3)
・普段の生活などでも活用できそうな内容でとても楽しかったです。(中3)
・道徳のことがわかった。(中3)

[最終更新日]2019年10月7日

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