マナビーバ特別授業⑦ 英単語のルール(2019.9.13)
特別授業第7回!
マナビーバ特別授業も本日で7回目!
今回は大学4年生の有田先生が、英語の授業を行なってくれました。
マナビーバの特別授業のテーマは基本的に、大学生のボランティアさんに自由に考えてもらってますが、英語がテーマの特別授業は今回が初めてのことでした!
英単語の覚え方
さて、初めに有田先生が、自分のパソコンを繋いだテレビに映したのは「baseball」という1つの単語
有田先生は「皆さんはこの単語どうやって暗記しました?僕はこれを中学生のころ『ばせばるる』と頭の中で読んで覚えてました。」と、みんなが共感するあるあるを話したあと、「でもこの覚え方はとても効率悪いです。なぜなら、本来『ベースボール』と読むものを『ばせばるる』と、必要ない言葉まで覚えなくちゃいけないからです。」
そしたらどう勉強するのがいいのか。有田先生は「英語にはいくつか決まったルールがあり、それを覚えれば初めてみる単語でも正しい読み方ができるようになります。」と、早速いくつかその例をテレビに映し出しました。
英単語の規則性
まず最初に、Snake、Cake、Fine、Riceという4つの単語を画面に映し出し、それらの共通点を子どもたちに問います。
共通点は単語の最後が「e」であるということと、そしてその2個後ろに母音が含まれていること。
この場合は、「サイレントE」といって、①「e」は発音しない ②直前の母音はアルファベットどおりの読み方になる(aならエィ iならアィ)というルールが発生するんだそうです。もちろん例外はあるんだそうですが。
他にもphoto、physics、phonicsといった「ph」は「f」と同じ音になるといったものや、teacher、speak、beachに含まれている「ea」は「イー」と発音する等、いくつかの単語の共通点から読み方のルールを教えてくれました。


フォニックスを探せ!
こういった英単語に含まれた文字と発音の規則性を学ぶことを「フォニックス」というらしいです。
これまで学んだ点を踏まえて有田先生が用意したプリントに挑戦していきます。
プリントの中身としては、いくつか書かれている英単語の中から2種類の規則性を探すといったもので、子どもたちはさっそく周りと相談しながら解き始めます。


単語のなかにはひっかけも含まれているみたいで、みんな慎重に解いていきます。
そうして子どもたちみんなが書き終えたら、答え合わせの時間です!
答え2種類のルールはmotion、stationといった「tion」とfight、rightといった「gh」でした。
「tion」は「ション」と発音する。「gh」はそもそも発音しないといったルールがありました!


英単語の文字と発音の規則性を覚えるというフォニックスという勉強法ですが、例外は存在するものの、初めて出会う英単語に対する抵抗はだいぶなくなると思います。
英語には不安を覚えるといった子がたくさんいたので、今回の授業内容はとても身になったと思います。
有田先生ありがとうございました!
<参加者からの今回の特別授業の感想>
・知らない規則があって驚いた。わかりやすくおもしろかった。(中2)
・とても分かりやすい!(中2)
・単語を覚えるのが苦手だから覚え方を知れてよかったと思います。テストに活かしたい。(中3)
・初めてみる英単語でも規則を理解すれば読めるとわかった。(中3)
・初めてみる英語なども、今回の授業を受けてみて読めるかもしれないな!と思いました。(中3)
・単語の発音の仕方がわかった。(中3)
・ちょうど4日後に英単語のテストがあるので、とても助かった。(高1)