【活動報告】ビスケットであそぼう!2023
10月21日(土)22日(日)
今年度は、プログラミング言語ビスケット開発者原田康徳博士をお招きし、小学1~6年生対象のワークショップを2日間開催し延べ39名の参加がありました。
まずはじめに、ビスケットの基本を作品を作りながら学びました。絵がどのように動くのかを簡単な動きからマスターしていきました。「水族館」や「草原」のテーマに沿った作品を自由に制作し、自分たちの作品が一つの画面に映し出されたときは、たくさんの個性があふれていました。参加者も自分の絵を探したり、変わった動きをしている作品に興味を示したりと様々な姿が見えました。
「感染シミュレーション」では、風邪をひいた人が健康な人たちの間を移動し感染が広がるプログラムを作りました。ものと情報の違いってなんだろう?ということを、考えたり、「拡散する」という情報の特性を体験を通して学びました。
「アイスクリーム」をテーマにした作品制作では、アイスクリームの味を変化させたり、アイスをシングルからダブル、トリプルにするには、どうするのかな?ということを考えて制作しました。他の参加者の作品を見て、自分の作品に新しいアイデアを付け加えるなど、参加者同士お互いに刺激し合う姿もありました。
「明るさ」を使ったプログラムでは、夜(暗い時)はおばけが動いて、朝(明るい時)はおばけが止まるなど、明るさによって、動きを変化させる作品を作りました。朝と夜の変化をつける作品作りでは、変化を早くみたい参加者が続出し、「早く朝になって~」「早く夜になって~」との声もあったりと、盛り上がりました!
最後の自由制作では、習得した操作を自由に使って作品を制作しました。作った作品は、参加者同士見せ合い、ほかの参加者の作品にも触れる場となりました。また、最後に保護者の方に見てもらう時間を設け、今日一日自分が作った作品を保護者の方に説明している参加者もいました。
参加者の声
・コンピュータのしくみがわかってとても勉強になった。(11歳・女)
・パソコンのプロになりたいです。(8歳・男)
・本物の博士に初めて会えてうれしかったです。ビスケットが楽しかったのでまたやりたいです。(9歳・女)
・「たっぷり遊んでちょっぴり賢くなろう」なのに、いつのまにかたっぷり遊んでたくさん賢くなってました。(10歳・男)
・動く絵が面白かった。みんなが描いた絵が出てくるのが面白かった。(7歳・女)