設立趣旨・経緯


こども・コムステーション・いしかりには、その前身としての『石狩おやこ劇場』としての活動があります。
「こどもにゆめを、生きる力を」を合言葉に子どもが自ら育つ地域づくりを進めてきた石狩おやこ劇場は、1981年5月に設立してからの21年間、102回の鑑賞活動や様々な創造活動、生活体験活動を通じて、子どもたち自らが考え実行する実践の場を創ってきました。
しかし、学校週5日制が実施された現在、学校的価値観の支配しない、子どもたちがほっとできる「居場所」づくりや子どもの心と体の発達を保障する多様な体験(自然体験・集団体験・芸術文化体験等)の場づくりは緊要の課題となっています。
また、乳幼児をもつ母親の子育て不安への対応や、子どもたちと社会の関わり方なども、今後研究・活動サポートなどを強化していかなければならないこととして浮かびあがってきています。
こうした状況の中で、私たちは子どもを取巻く課題に正面から向かい合い、すべての子どもたちがより良い子ども時代を過ごせる地域をつくることを決意しました。
そのため、『石狩おやこ劇場』改め『こども・コムステーション・いしかり』は、子どもたちの育ちに責任を持つ団体としてNPO法人を設立し、子どもたちが地域で心身共に豊かに育ちあえる社会環境を整備していく活動を進めていくこととしました。
団体概要(2017年度現在)
- 名称
- 特定非営利活動法人こども・コムステーション・いしかり
- 設立年月
- 2002年6月 認証2002年10月
- 役員
- 11名
- 職員
- 85名
- 事業高(予定)
- 13,507万円
- 活動分野
- 児童青少年の健全育成、芸術文化振興、子育て支援、地域づくりなど
- 受託事業
- 石狩市地域子育て支援拠点
石狩市放課後児童会:9クラブ
石狩市放課後子ども教室:1教室
- 指定管理事業
- (石狩市大型児童センター)こども未来館あいぽーと
花川北児童館
花川南児童館
- 助成金
- 赤い羽根共同募金配分事業
子どもゆめ基金
文化庁 文化遺産を活かした観光振興地域活性化事業