私たちの活動

学習支援

マナビーバ特別授業⑥ 時間の価値(2019.8.30)

特別授業6回目!値段クイズ!

夏休みが終わり、マナビーバも通常どおりの時間で再開しました!

食事をとり(献立はカレーライスでした)、学習を20時までやった後、特別授業を今回も行いました。

特別授業6回目の先生はマナビーバではムードメーカーなポジションの大学4年生太田先生。
太田先生が、テレビに自分のパソコンを繋ぎ、パワーポイントを開くとそこには「値段クイズ」という文字が。

 

ルールは簡単で、出題されたものの値段を予想して配られた小さいホワイトボードに書いて、みんなで答え合わせ。一番答えが近い人に駄菓子が太田先生からプレゼントされるというものでした。

「トイレ1回の水道料金は?」「自動販売機の飲み物買い占めるのにかかる値段は?」といった、「え!わからない!」「なんだろう」といった反応が出る難問から、「switchの値段は?」「ディズニーのワンデイパスポートの値段は?」といった知ってる人は知っている問題まで、様々な問題が出ました。

子どもたちの様子は、問題が出るたび、しっかり計算してじっくり考える子もいれば、素早く直感で書く子、相談して書く子などさまざまでした。そして答えがでるたび「えー!そんなにするの!」といいリアクションを見せてくれていました。

そうして最後に問題として「あなたを1時間使うとしたら最低何円払わないといけない?」といった問題が出ました。つまり(北海道の)最低賃金がいくらかといった問題です。答えは835円(2019年8月現在)なのですが、この問題のあと太田先生は改めて今回の授業の本当に伝えたいことを話してくれました。

時間の価値

最低賃金を踏まえた上で、「みなさんの1時間は少なくとも835円の価値があります。トイレ1回の水道料金4円は、約17秒で稼げますし、自動販売機の中身を全て買い占めるのに必要な2万円は約24時間で手に入ります。」と、今までの問題で出た値段を時間に換算して、その価値について話す太田先生。自分たちが過ごす時間がいかに大切なのかを教えてくれています。

そして子どもたちが学校の授業にその大切な時間を使う意味とはなんなのか。太田先生は「勉強は自分たちの将来の選択肢を増やすことができる大切な時間なんじゃないかと思っています。」と自分なりの考えを教えてくれました。

太田先生は、これからも時間は大切に有意義に使ってほしいということと、その限りある時間のなかで自分にとっての大切を見つけてほしいと、最後に伝えたかったことをまとめて特別授業を終えました。

「時間は有限だ」とか、「時間はあっという間に過ぎていくよ」という言葉はよく耳にしますが、改めて今回時間を値段に変換して考えると、その貴重さに気づかされる授業でした。子どもたちも値段クイズのときは盛り上がり、時間の価値の話になったときは真剣に太田先生の言葉に耳を傾けていました。太田先生ありがとうございました。

<参加者からの今回の特別授業の感想>

・「とても価値ある1時間」という言葉が色々考えさせてくれました。
  1時間でできることって凄いですね(中2)
・学校の授業の時間を大切に受けることが大切だということがわかった。(中2)
・時間を有意義に過ごしたほうがいいいことがわかりました!楽しかったです!(中3)
・おもしろかった。自分の最低賃金が知れた。(中3)
・勉強する意味が少しわかった。(中3)
・時間は価値がある。楽しかったです。ありがとうございました。(中3)
・これからは時間を大切に使って勉強しようと思った(中3)
・楽しい授業で楽しく学べてよかった。(高1)

Share

一覧を見る
ページの先頭へ戻る